医療に絶望した僕が、医者を辞めて世界に旅立つ話

健康で文化的な最高の生活を求めて、医者を辞めて無職になりました。ゆるーく世界一周したり、修行したりするブログです。

世界一周から帰ってきました。(タクシーとUBERと資本主義について)

みなさんお久しぶりです。ユキジゾウです。

後半戦の中・南米周遊が終わり帰国しました。

今回は荷物を極力軽くするためにパソコンを持っていかなかったので、遅くなりました(汗)

 

日本に帰国してまず驚いたのが、空港出たところで誰も「タクシー?」って聞いてこないところ!!(笑)

日本人は「引き」の美学があると僕は思っていて、南米の人たちほどガツガツしてないですよね。

 

いろいろ国を見ていく中で、タクシー事情というのはとても面白く、考えることも多かったのでまとめてみようかなと思います。

 

UBERって世界をわかりやすくしたよね

僕は最新のテクノロジーとかが好きで、アプリでも何でもすぐにダウンロードしちゃうので、UBERが日本に上陸してすぐに使ってみました。

僕の人生初Uberは驚きの連続でした。

まず黒塗りのレクサスが現れたことwそして車に乗るとまあいい匂い・・・。

駅に着いたらなんと、運転手が車から降りてお辞儀して見送ってくれました!(駅のおばちゃんの視線を感じる。どっかの金持ちに見えるのだろうかw)

 

乗る前に値段が分かるって本当に幸せです。

普通の経済活動では値段が分かってから購入するわけで、ビビリの僕には本当にありがたい。

 

まあ病院も終わってみるまで値段わからないんですけど・・・。

 

ケニアUber事情

アフリカのケニアでもUber使えました。

昔のガイドブックとか旅行ブログとかみると、ナイロビに着くとタクシーの客引きが酷くて大変・・・みたいに書いてあることも多いですが、今や空港から出るときに客引きに捕まってもUberの画面を印籠のように見せるだけで「ああウーバー呼んでんのか」とスッと引いていきます。

空港にもUber専用レーンがあって、一応行政とも仲良くやりながらで進出しているだなと。各所で軋轢を生みがちなUberですが、年々大人の交渉術みたいなしたたかさが出てきましたね。

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ナイロビは市内は中心部の数百m以外はけっこう治安が悪いので、移動は基本全部Uberでした。タクシーよりも安全だなと感じます。呼ぶ前に相手の顔も分かるし、その人がいままで何件くらい仕事をしたか、その評価も見れる。

僕が10年ほど前に東南アジアを放浪していたときなんかは、タクシーはボッタクリ祭りで値下げ交渉必須でした。相互評価になった途端ボッタクリも無くなりましたよね〜。テクノロジーはモラルを変える。

 

ウクライナUberで使ったチップ

ウクライナでもUberが使えましたが、ウクライナは車を降りたあとにチップを渡せるサービスがあって、画面にチップ渡しますか?みたいな画面に3択くらいでチップの額を決めるボタンが出ました。

僕は北米のチップ文化が本当に苦手。まず店員の目の前でプレッシャーを受けながらチップの金額を決め払う行為、あれがしんどい。

Uberのシステムだとタクシーから降りた後だから運転手とももう会わないし、価格もすごく見やすくて分かりやすい。

そして意外とチップ払ってもいいかなと思えてしまうんですよね。

 

パレスチナのタクシーの雇用を作るには

イスラエルパレスチナ自治区に有名なバンクシーの壁画があります。

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イスラエル軍が作ったパレスチナとの隔離壁

おそらく反戦的な思いで書かれたバンクシーアートですが、その壁画を見て回るタクシーツアーが流行っているんですよね。しかもまあまあボッタクリ価格。ここではUberもグラブも使えませんでした。

でも壁に絵を書くだけで街の雇用を生み出すんだから、アートってすごいなと思ったイスラエル旅でした。

 

そしてその壁画を消さずに残すところはイスラエル軍も大人なのかな。

評価経済について

UberAirbnbなどお互いに評価し合うサービスは昨今とても流行っていますよね。

僕もメルカリ使うので他人の評価を気にするし、それで治安が良くなるならいいことですよね。

 

地方のタクシーとかに乗ると、運転も荒くて車内がタバコ臭かったり、「おいおい」と思うことがあります。

 

僕が思うに評価経済って「治安や社会的成熟度がそこまで高くない領域・地域」には絶大な効果があると思うんですよね。

でも「本当に成熟しきった世界」では、他人の評価を気にしながらストレスを抱えるリスクもあるのかなあと思います。他人の評価を気にすることはそれなりにストレスですからね。

でも、社会人になって魑魅魍魎蔓延る医療業界に来たら、世の中そんなにいい人ばっかりじゃ無いんだなと思うようになりまして、やっぱり相互評価システムは必要だなと思いますね(笑)

 

病院にこのような相互評価システムを作ったらどうなるんだろう?

良いサービスをしてくれた医師・看護師なんかにはチップを払ったり、外来に今まで診た患者の数と平均の星の数が出るのだろうか。

でもそういうことになると、情報の非対称性から良い医療よりも耳障りの良い医療が評価高くなってしまいますね。

医療者側も患者さんに点数を付けることになり、むちゃくちゃ評価の低い患者さんってどうなるんでしょうね?

いろいろ考えるのが楽しいですねえ。ではまた〜。